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来月施行売春あっせん営業停止も
繁華街で目立つようになった、風俗店の無料案内所の営業実態を明らかにし、違法な行為を行った場合は営業停止を命じられるようにする県風俗案内所規制条例の改正条例が、6月1日に施行される。売春のあっせんを行うなど案内所の関係者による違法行為が相次いだのがきっかけだ。(藤基泰寛)
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県内60店の案内所のうち、55店が集中する広島市中区の流川・薬研堀地区では、黄色や赤色の原色を多く使った、案内所の派手な看板が目立つ。2006年6月に、県迷惑防止条例が改正され、路上での客引き行為が禁止されて以降、特に増えたという。
中区の会社員男性(28)は「希望に合った店を紹介してくれるので、よく利用する」と話した。一方、南区の主婦(36)は「どれもいかがわしい雰囲気で、子どもや家族と歩きづらい」と言った。
県警は昨年以降、売春のあっせんをしたとして、売春防止法違反などで案内所6店を摘発。案内所の従業員が路上で客引きして摘発されたケースも2件あった。
案内所は、飲食店などに客を紹介し、店側から紹介料を受け取るほか、飲食店が自ら設置している例もあるという。地区内で案内所を経営する男性(34)は「客は減る一方なのに、案内所は増えた。経営が苦しいので違法行為に走る店も出てくる」と話す。
現行の県風俗案内所規制条例は2006年6月に施行。案内所開設の届け出を義務付け、午前0時以降の営業や女性の裸の写真を店外から見える場所に掲示することを禁じている。
しかし、店員の名簿などは不要だったため、違法行為をした案内所店員がいても、案内所を取り締まることが困難だったという。
改正条例は、従業員の生年月日の確認や名簿を作ることを義務化。売春あっせんなどの違法行為に対し、最長で6か月間の営業停止を命じる条項も設けた。
糸魚川敏朗・県警生活環境課次席は「規制強化を機に、適正な営業をしてもらいたい」と強調する。
流川・薬研堀地区で防犯活動を行う「広島市中央部安全・快適な街づくり協議会」の辻登会長(73)は「にぎやかな雰囲気は必要だが、案内所が乱立する今の状態は異常。何とか歯止めがかかってほしい」と期待している。
2010年5月28日 読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hiroshima/news/20100528-OYT8T00042.htm
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